無水調理鍋バーミキュラは野菜本来の美味しさを引き出す一生ものの鍋

先日母と行った伊勢丹新宿店のリビングフロアで気になるものを見つけました。

バーミキュラのホーロー鍋です。

 

形がストウブに似ていて、色も豊富で可愛いな〜と思い見ていたのですが、声をかけてくれたバーミキュラの店員さんと母が話ているのを聞いていたら「あ!」と思い出したことがありました。

バーミキュラは町工場が生んだメイドインジャパン

いつだったか覚えていないけど、テレビでバーミキュラの誕生の話を観たことがありました。

バーミキュラは愛知県名古屋市の愛知ドビー(株)という小さな町工場で生まれた鍋です。
愛知ドビーはトヨタ自動車の下請けの会社でしたが、不況の煽りを受け、経営を自立することを選択します。
再建をはかったのが創業者の孫である土方兄弟でした。

それぞれ大学卒業後は違う職に就いていたようですが、経営が傾いていると聞いて会社を継ぐ決意をした兄・土方邦裕さん。

弟の土方 智晴さんにも再建要請をし、試行錯誤の結果作りあげたのがバーミキュラです。

テレビで観たものですごく印象に残っているのが、
弟さんは再建にはあまり前向きではなかったものの、お兄さんから「子供のときに一緒に遊んでもらった工場の職人さんたちの笑顔を取り戻すため」と説得されて決意したことでした。

そこから試行錯誤を重ね、実に3年以上の歳月をかけて作られたバーミキュラのホーロー鍋。

職人さんたちの技術の高さを知っているお2人だからこそ、このバーミキュラは生まれたと思います。

実際にバーミキュラの鍋はフタと本体の接合部分を職人さんが手作業で0.01mmの精度で削り出し、この高い密閉性が作り出されています。
コピー用紙1枚すら入らないそうです!

無水調理とは?

無水調理とは鍋の中の水分が本体とフタの間に水の膜を作り、鍋の中を定温・定圧に保つことで余分な水分や油を使わずに調理することです。
野菜から出る水分と少量の水分と油で調理をするにで、野菜の甘みや旨みが凝縮された料理ができます。

無水調理のメリット

栄養素を逃さない

野菜の栄養素はたっぷりのお湯で茹でた場合、水溶性のビタミンB、ビタミンCなどが一緒に流れ出してしまいます。

 

バーミキュラの無水鍋は、密閉性を高め、食材から出た蒸気や風味を閉じ込めることで高度な無水調理を可能にしており、他の調理方法と比べて栄養素を損ないにくいことが分かっています。
※バーミキュラHPより

食材本来の美味しさが味わえる

食材の旨み・甘みが出るので一度バーミキュラで作ったら他の鍋では物足りないくらい美味しい!
ブイヨンや他の調味料がいらないくらい、食材の美味しさがにじみ出ています。

料理が得意じゃなくても、なんでも美味しくできる!という声が多く上がっているそうです。

ヘルシー

お肉を焼いてもお肉本来の脂で焼くので余分な油を加える必要がありません。

バーミキュラ1つで料理の幅が広がる

バーミキュラひとつで無水調理だけでなく、ごはんを炊いたり、お肉を焼いたり、蒸したり、スイーツやアイスクリームまで作れます。

私も最初は無水調理のイメージだけでしたが、店員さんに「肉も焼ける」と聞いてびっくりしました。

バーミキュラってけっこうお値段が高めです。
カレーを作るときに使う、だけでなく、焼く料理ってけっこう作る頻度が多いと思うので、私は一気にハードルが下がりました。
せっかくいいものを買うならたくさん使えるほうがいいです。

気になる点

重い

ホーロー鍋なので、けっこう重いです。
フタだけでも片手で持つにはちょっと大変。
バーミキュラはホーロー鍋では初めて本体とフタに取手がついています。
ここを両手で持つとだいぶ重さは軽減出来ますが、毎日使うとなるとちょっと大変なところはあります。

別売りですが専用にポットホルダーを使うと重さがかなり軽減されます。

バーミキュラのフタと本体の取っ手にそれぞれ挟み込むと重さが分散されるのか、スッと持つことができます。
加熱後はバーミキュラ自体が熱くて素手では持てないので、これがひとつあると便利です。

使わないときはフタの溝にすっぽりはまるデザインなので場所もとりません。

時短調理は出来ない

バーミキュラを買うとまず無水カレーを作る方が多いみたいですが、調理時間がなんと1時間火にかける必要があります。
肉じゃがも約30分。
弱火でコトコト煮ることで、野菜の水分が出て無水調理が出来るので仕方がないですが、圧力鍋みたいに必要な分火にかけてあとは放っておくことはバーミキュラでは出来ません。

忙しくてそんなに料理に時間が取れないよ!という方は、バーミキュラはちょっと難しいかもしれません。
私もその一人….

そういった方には別売りのヒートキーパーがオススメです。

ヒートキーパーは高温の保温力のあるカバーです。
沸騰したお湯をヒートキーパーの中に入れて3時間経ったあとでもそのお湯が70℃の高さまで保てる保温力があるそうです。

ヒートキーパーを使うと、必要な分だけ火にかけて、あとはヒートキーパーに1時間など入れて置けば調理の続きをしてくれます。

またお呼ばれしたときに手料理を持っていきたいときも、バーミキュラをヒートキーパーに入れて持っていけば出来立てが食べられるとのこと。

一生使える鍋

バーミキュラは毎日使っても丈夫なホーロー鍋だからこそ、一生使える鍋です。

でも毎日使っていると傷がついたり、ホーローがはげてくることもあります。

だけど何度でも、一生メンテナンスをしてくれるそうです。(有料)
古いホーローをはがして再ホーローコーティングをしてくれますし、その際に色を変えることも可能のようです。

店員さんに聞いたのは、お母様のものをお嬢さんがもらうときに修理と一緒に色を変えるよう注文が入ったこともあったそうです。

色の種類も豊富で、黒(炭)、ブラウン、オフホワイト、グリーン、グレー、ピンク。
マットなタイプとラメが入ったタイプがあり、色もすごく可愛いです。

金額は高いけど、一生使えるくらい丈夫。
身体のことも考えると、高い買い物ではないかもしれません。

おわりに

欲しいな〜と思っていたので夫にも見てもらいたくて一緒に見に行きました。(内心買う気で行きました)
夫には「子供の栄養のことを考えると欲しくて」とずっと言っていたので、いいんじゃない?と言ってくれてたのですが…

店員さんに「時短調理は出来ない」と聞いて一気に悩みモードに…

夫も料理をするので、時短調理が出来ないと共働きの我が家には向いていないんじゃないかと思ったみたいです。

私もそう思いつつも捨てがたいところがあり、買うならヒートキーパーも一緒に買うことになるな…と思いつつも一旦検討しよう!とお店を後にしました。

もう少し悩んで、忘れられなかったら買うつもりです。

我が家みたいにずっと火の管理は出来ない、という場合にはヒートキーパーかライスポットがいいかもしれません。

ライスポットもすごくいいけど、約9万….

本当は欲しいんです。
絶品という無水カレーが食べたい。
もう少し悩むところです。

 

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